2012年01月15日
12月31日に採種した銀泉マクワウリの種
大晦日に採種しました銀泉マクワウリの種です。
1年に2回採種した事になります。今回の実験で使用します。
これです。

マクワウリやメロンは種子の形状は母系遺伝のため種子からは交雑が分かりません。スイカの種子では種皮の特徴と遺伝について神田武さんが論文を書いておられます。
アップにして見ます。
2012年01月15日
大晦日に採種しました銀泉マクワウリの種です。
1年に2回採種した事になります。今回の実験で使用します。
これです。

マクワウリやメロンは種子の形状は母系遺伝のため種子からは交雑が分かりません。スイカの種子では種皮の特徴と遺伝について神田武さんが論文を書いておられます。
アップにして見ます。
2012年01月11日
昨年12月29日に栽培終了いたしました銀泉マクワウリの栽培実験ですが、結果といたして美味しく食べられるものの果肉が薄く、着色も思わしくありませんでした。販売用の商品としては難がございました。
こちらが12月の3日に収穫したものです。
着色むらがあります。これは無理に収穫したためではなく勝手に取れてしまったものです。果肉の方は熟しております。果皮の着色に要する温度のほうが高い事の証明です。考えてみれば夏場は外側の温度が非常に高くなりますから当然です。これが自然であります。
アップにして見ます。
2011年12月05日
ようやく交雑の可能性がある銀泉マクワウリの果実を試食します。
気温も下がってきました。マクワウリの威勢も低下してきました。実の着色も夏場に比べて著しく遅くなってきました。
加温でもしていれば少しはましでしょうが無加温トンネル栽培です。昼間、温度はそれなりに確保できても光線量が少なくなるのでどちらにせよ夏場のようにはいきません。
今回試食するマクワウリはこちらです。もちろん大きいほうは販売を考えているので食べません。試食するものは小さい方です。
結構色がついています。確実に着色させるには・・・収穫後の追熟が確実かと考えています。
さて、切ってみます。
2011年11月25日
先日紹介しましたマクワウリは取り木苗によるものです。オリジナル銀泉マクワウリです。(神田種苗さんとナント種苗さんから購入しました)
これから紹介するマクワウリは今年私の圃場で採種したものです。当然交雑している可能性は大です。
混植してありました品種は、日本一(神田種苗)、ミズホニューメロン,芳香ニューメロン、金賞ニューメロン、早生ニューメロン、そして銀泉マクワウリです。
栽培試験と食味試験をした結果・・・銀泉マクワウリが無難であるとの一応結果が出ました。
しかし、どちらにせよこの静岡では決して受け入れられない果実がマクワウリであります。
・・・・そうです、静岡はメロンの産地なんです。マクワウリはメロンの代用品というイメージであります。
・・・・マクワウリも日本の食文化を支える重要な果物であります。
さて、ようやくその採種しましたマクワウリが色づいてきました。販売するには1個や2個では仕方がありません。
2011年11月16日
ついにあのマクワウリを試食します!。
これがあのマクワウリです。
よい色しております。これは銀泉マクワウリから取り木をして苗を作り定植したものです。遺伝的には銀泉マクワウリです。
こんな普通の農家では行われていない面倒な方法を行った理由は、もし有望な変種を見出したときにこの方法で栄養繁殖にて苗を増殖させようと考えたのです。
その意味では実験は成功です。(生育は直播の方が良好です!)
さてさて、そんなことは脇において味見です。
2011年11月12日
今年の夏に採種いたしました、銀泉マクワウリの種子を直播にして・・・どんなマクワウリが出来るか楽しみに育てておりました。
42m畦に、120cm間隔で播種していきました。
マクワウリは移植を嫌うので昔の資料では直播を推奨しております。私も古人に習って直播の試験です。対象はもちろん取り木で増やした苗の移植栽培です。
生育は、圧倒的に直播栽培のマクワウリの生育が良好です。特に葉のしおれで分かりますが、直播の方が根張りが良好です。
台風にあおられ、ハウスの被膜が破損して寒い外気にさらされて威勢が低下しておりましたが・・・復活しました。
現在は、トンネルも被せて冬季実験の準備万端です。
ようやく色ついてきたマクワウリを目にすることが出来ました。
2011年10月25日
先月の台風でハウスの中もほぼ路地と同じような暴風が吹き荒れました・・・。
ウリ科の植物は風に弱い特徴を持ちます。だから巻き蔓をのばして自分の身体を固定します。
ハウス内では風が弱いので比較的育てやすいのですが、今回ばかりは勝手が違いました。台風が去った後は・・・半分死んでいました。ちなみに路地で実験していたスイカ在来品種「三笠」は全滅しました。
その後回復してきました。実を付けはじめ蔓も威勢が良くなってきました。先日蔓の整理、摘心をおこないました。
マクワウリの幼果の写真を撮りました紹介します。
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2011年09月11日
路地のマクワウリは生育不良が著しく回復を待つ余裕もなく処分する事にいたしました。HP販売につきましては申しわけございませんが御了承ください。
現在生育中の物はハウス内で栽培しております。実験で銀泉マクワウリから取り木苗を作り栽培試験しているものです。
この他には、交雑した可能性のある種子も直播をしてみました。どのような果実が出来るか楽しみです。
これが生育中の銀泉マクワウリです。
生育順調です。花が咲き始めました。
2011年09月08日
ようやく長雨も終わり、土も乾いてきたので路地の畑に畝立て、マルチ張りを行います。(9月7日)
・・・・と畝立てしていたら、ふと目に入るものがあります。
これです。
こういうものが目に入ると考え出してしまうからいつも仕事が遅くなるのです。
これも性分。なんだこれ?
2011年08月08日
先輩の所で、銀大和とニューメロンの試食をします。大和クリーム2号は後日です。(8月7日)
これは、昼間K君と試食したものです。幻の白肉スイカです。
昼間の試食の時にも気が付きましたが、果肉の色が変わってくるのです。例えれば、リンゴが変色するような感じです。
写真でも分かりますでしょうか、特に種子がある部分の色が変わってきます。
やはり、市場性はありません。味はあっさりおとなしい甘さ。おいしいといわれましたが、切り売りはできません。
2011年08月07日
先日、台風のおかげで果皮にひびが入ってしまいました、この神田交配『日本一』。
今度こそは上手に取りたいと毎日目を光らせています。
現在は葉が枯れて果実が見易い状態になっています。
葉は枯れていますが蔓は枯れていません。先端の芽は生き生きとしてまだ生育しています。この点、キュウリの生理と似ています。
キュウリも実が沢山なると、芽の生育が止まり葉にうどん粉病が出てきます。こうなると農薬をかけても気休めです。果実が収穫されて、着果負担が減るととたんに新芽が生育を初め、新葉が勢いよく展葉してきます。うどん粉病に患ったことがうそのような復活振りです。
この路地メロン(マクワウリ)とキュウリは非常に近い関係にあります。この点スイカは少し離れた血縁のようです。
2011年08月04日
銀泉マクワウリとニューメロンを主に栽培していますが、マクワウリの血を引いたメロンはどういう特性を持っているのか関心を持ちましたのでこの『日本一』を栽培してみました。
カタログの文章より
濃黄色で重さ約700g。正球~高球形で果肉は3cmと厚く、糖度16度以上のおいしい品種です。
果皮色が濃い黄色になれば完熟。若取りの心配はありません。
栽培は、子蔓3本仕立てで6個取りを目標にしてください。
以上です。・・・神田さんのカタログでニューメロンとスイカを探していたらこの文字が目に飛び込んできました。・・・あんまり何品目も作れないのでF1品種(交配種)はこれだけです。
7月22日の写真です。
このメロン試食しました。
昔の味を現在に・・・。のテーマにて取り入れました品目の一つニューメロンです。
ようやく販売ページが出来上がりました。
このニューメロンは、サカタ種苗の大ヒット品種であります“プリンスメロン”の発売以来、生産が急速に減りました。生産性も味に関しても、F1品種であるプリンスメロンに劣るといわれています。
生産性に関しては・・・なんともいわれませんが、味に関しては糖度10度前後出ます。販売されておりますプリンスメロンの中では、糖度15度のものがあるようです。
食味に関しては、軟質で香りもよく良好です。・・・しかし、あまりにもメロンに近いので比べられることが欠点のようです。マスクメロンのような糖度も香気もありませんので、かなり誤解された不幸な品種がこのニューメロンではないかと思います。
昔の味、ニューメロンを御希望の方は下のリンクよりどうぞ。
マクワウリ販売ページへ
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2011年08月03日
ニューメロンの紹介しておりますが、銀泉マクワウリについても紹介します。
採取用のものは収穫し試食も済ませております。
味は非常によいマクワウリです。糖度は8~10度でありますが、なぜかニューメロンより甘く感じます。香りも上々です。
しかし、出荷用の畑のものは・・・、腰痛の為定植が遅れ・・・・、このような状況です。
定植はニューメロン、採取用のほうが早かったので。
収穫しましたニューメロンを試食します。
収穫したばかりのものはまだそれほどおいしくないので、畑で割れたもの(痛んだもの)を試食します。
けして、しまつでそうしているわけではありません。どのくらい追熟させればよいか分かる事と完熟した果実の味が分かるためです。
こちらは収穫したばかりのニューメロンです。
試食は、祖母と会社に勤めていたときの先輩とでおこないます。
身内の感想だけでは分かりませんから、ここは友人に頼むのが無難です。
7月28日、マクワウリ(ニューメロン)を収穫しました。
このところ天候も思わしくなく、台風は去りましたが今だ雨には泣かされます。
割れたマクワウリもかなり出てきました。完熟に近いところで収穫と、考えていましたが裏目に出ました。
とりあえず熟してきたものから収穫し追熟させる事にしました。
ニューメロンはサカタ種苗の大ヒット品種“プリンスメロン”の片親です。
外見もプリンスメロンをイメージしていましたが・・・熟してくると黄色がかってきます。
2011年07月31日
採種用に山に植えておいた銀泉マクワウリを収穫します。
草に埋もれていますが、流石は在来品種!草に負けない生長をしています。(幾本か枯れていますが)
こちらのマクワウリは採種用ですから、商品にはしません。
結構取れました。
一つ味見します。
2011年07月30日
当家でも、マクワウリの収穫が始まりました。
マクワウリについて詳しく書かれた論文を紹介します。
園芸試験場報告D 第2号 『マクワウリの品種分類とF1に関する研究』
勝又広太郎・安井英夫(1964) 農林省園芸試験場久留米支場の報告です。
先日(3月ですが)は確かアグロペディアで入手できたのですが、今は検索しても入手できないようです。(・・・なぜ公の試験場の研究報告が簡単に入手できないのか、いつもながら幼稚な情報統制には腹が立ちます)
こちらです
結構なページ数です。詳しく書かれています。
先ずは、緒言のマクワウリの歴史について抜書きします。
2011年07月27日
銀泉マクワウリを試食します。
私、マクワウリを食べるのは初めてです。
・・・実は、大正12年生まれの私の祖母もマクワウリを食べた事が無いのです。
年寄りに育てられた私ですが(10歳まで明治生まれの曾祖母と一緒にいました)、一度としてマクワウリの話を聞いた事が無い。では、なぜマクワウリを知っているかといえば織田信長の伝記(学研)を読んで知ったのです。この辺では栽培されていないようです。(環境と言うより食文化の関係です・・・たぶん)
さて、御先祖様に進ぜてから頂きます。
きってみると・・・長細いメロンです。
銀泉マクワウリ初収穫です!。
先日ニューメロン2種類台風の雨の為に割れたものを収穫しました。こちらはカウントできません。種取にしました。少し味見しましたが・・・プリンスメロンのようでした。
こちらはどうか、先ずは外見から紹介します。
山に種採りように植えておいたものです。草がカモフラージュになってカラスに食べられずに済みました。(もちろん種取り用ですから、食べられても残り物から種を取るつもりでいました)
さてさて、あまりきれいではないですが・・・。
2011年07月10日
人間が干上がるほどの暑さは、スイカやマクワウリにとって適温のようです。
体で植物の適温が判る様になったら一人前と自分で勝手に思って調べております。特に冬場は、1ヶ月間ハウスの中で薪で火を焚いてトマトの温度を測定した事もありました。その時の睡眠時間は、連続して最大2時間です。・・・エコも大変です。
さて、マクワウリがかなり繁茂してきました。畝間3mちょっととってありますがもう一杯です。
比較のため2週間前の蔓直しした時の写真と比較します。
約2週間後・・・
2011年07月03日
今年初めてマクワウリを栽培します。もちろん見たこともありませんからカタログの紹介文は脇において手に入るだけ資料を集めました。(こちらまで調査費が回せないためインターネットと静岡県立図書館を利用しました)
こちらも西瓜と同じく歴史が長い作物でかなり昔から研究されています。(といいますかスイカと同じで現在は既に下火ですね)
多くのマクワウリの品種の中から2つの種類を選びました。(もちろん種苗会社から入手可能なものです)どちらも糖度が高く(予定)食味良好である可能性がある品種です。
・ニューメロン(梨瓜群に属する種類で加賀瓜の種類にも入るようです)
坂田種苗のヒット品種でありますプリンスメロンの片親がこのニューメロンです。プリンスメロンのような形と色。
4種類栽培
早生ニューメロン(神田種苗)
芳香ニューメロン(カネコ種苗)
ニューメロン (丸種)
ミズホニューメロン(ナント種苗)
何で同じようなものを集めたのかといわれそうですが、違いがわからないので試して見たかったので。
・銀泉マクワ(悠紀群に属する種類で糖度が14度に達するとの事・・・本当か?)
そこでそんなにおいしいのであるならばと同じものを2社から購入。マクワウリのイメージ通りの枕型。
銀泉マクワウリ(丸種)
銀泉マクワウリ(ナント種苗)
他に対照でF1が必要であるので神田種苗さんから日本一を購入。
以上大きく分けて3種類。細かく分けて7種類のマクワウリを栽培しています。マクワウリは交雑しやすい作物なので銀泉マクワウリは山にまとめて植えておきました。(採種用です)
マクワウリは地方品種が多く、生食用というより漬物用として利用されているいう感じがします。現に数百種類の品種の多くが地方の伝統的な漬物の原料になっています。現在販売されている生食用の枕型のマクワウリのほとんどがマクワウリと路地メロン(外国種)の交配種であると考えられます。(それでなくては甘くないのでしょう)
・・・やまひこ農園ではこの日本在来の純系マクワウリがどれだけの味と食感を持っているか試験してみます。
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在来品種・伝統品種・育種に関してのブログ記事のリンクです。関心のある方はどうぞ。
在来品種・伝統品種 |
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2011年07月01日
今年は、スイカとマクワウリに力を入れています!(もちろんトマトも)
スイカの品種紹介がようやく終わりましたのでマクワウリも続いてトマトと共に近日中紹介します。
腰を痛めたため・・・(ずいぶん引っ張ります)、交配も蔓の整理も遅れました。最近毎日交配しています。
それより、昨年の黒部スイカの栽培の知見から一つアイディアが生まれました。(もしかしたらどこかでやっているか、失敗したのか)とりあえず紹介します。
青いものは防風ネット(4mm目)です。これは梅を収穫するために使用したもので山から苦労して引きずり下ろしてきました。
これが、敷き藁や寒冷遮に代わるものであります。コストも安く、耐久性十分。つるからでた根も地面につきます。温度も上げず、軽いので作業しやすい。スイカ、マクワウリの果実も汚れません。・・・いい事ばっかり書いていますが実験は今年初めてです。