2010年07月01日
トウモロコシ アーカイブ
2010年06月10日
トウモロコシ受難
トウモロコシはかなり潅水の必要な作物です。
移植栽培なら尚のことです。(直播は別)
植え痛みの原因はほとんど根付く前に水が切れたことにあると考えられます。
よくイネ科植物は乾燥に強い、トウモロコシはC4植物だから水はあまり必要ではない、要水量がすくないと教科書に書いてあった、等など。
私もそう考えていました、3年前までは。実際、いろいろな条件で試験した結果、水さえかけていればどうとでもなりました・・・・はい、面白くない結論でした。
この畑は約1畝で潅水量は1日1000L~1500Lくらいです。雨量に換算して10から15mmに換算されるでしょうか。
1インチのホースで潅水します。(約25mm)仕事がたくさんあるので後ろも見ずにホースを引っ張ったらトウモロコシに引っかかって折れてしまいました。
このくらい想定内ですよ。
2010年05月29日
トウモロコシの花粉
今年は昨年より4倍くらいトウモロコシの栽培本数を増やしました。
もちろん昨年と同じ栽培方法は行いません。寒い2月から1回目の実験に入り、写真のトウモロコシは2回目の増加試作分です。(約1000本)
昨年試作して私は、ランチャーを作りたかったのですが、このときはタキイさんに種が無く一般的に評判のよいゴールドラッシュを播きました。
今年は、ランチャー大袋2つ分失敗しました・・・・涙。原因は培土にあります。
このゴールドラッシュと同じ配合の培土を使用しています。なぜ、ランチャーでは失敗したのか。実際に培土を配合した方なら・・・話せばわかります。
2009年07月07日
トウモロコシ試作 春 出荷
待ちにまった収穫です。
時刻は午前5時。同級生の加藤君より午前4時に収穫するほうが良いと、助言をいただきました。
まあ、連日残業が多いものでこの時間帯で。
雌穂が程よく枯れています。触ってみると実の入りも良いようなので早速収穫します。
茎よりねじるようにすると簡単に取れます。(もちろん株ごと抜けるものもあります・・・)
株ごと抜けたものが幾本か出たので収穫を中断して2本目のトウモロコシの調査をします。
トウモロコシはこのような感じにつきます。2本目は下につきます。
出来はどうでしょうか。開いてみます。
細く、実の入りもあまりよくありません。花粉の都合でしょう。
1本目の雌穂に合わせて雄穂が花粉を出すので、遅れて雌穂の出す2本目の時にはあまり花粉が残っていなかったのでしょう。
味は実の入りの良い部分は美味しいのですが、良くないところは・・・美味しくない。
2本だしはあまりよくなかったと反省します。
収穫を手早く(?)終わらせて、調整作業に移ります。
虫がはいっていそうなもの、実の入りの悪いものをのぞいて邪魔になる葉を除きます。ラベルをつけて出荷です。
この商品は、静岡中部にあるMV東海の店舗に並びます。
使用した資材は、
農薬散布1回(殺虫剤のみ)、一部実験的に粒剤の殺虫剤を使用したため、2回のところも。
肥料 追肥2回 1回目は化成肥料が主体。2回目は猪の皮を米ぬかとバイムフードで発酵させた発酵肥料を使用しました。(5~6俵散布)
除草剤 茎葉処理剤を2回散布しました。(計画では1回で済ますところでしたが時期が遅れて2回になってしまいました)
2009年07月06日
トウモロコシ試作 春 収穫
ようやく収穫の日がやってきました。
と、いいましても、私はここ10年トウモロコシを作ったことがない。何時採ってよいのかわからない。
そこで毎年トウモロコシを趣味で作っている同級生の加藤君にお願いしました。
ゴールドラッシュ(サカタ)とランチャー(タキイ)を採ってもらいました。
右がランチャー、左がゴールドラッシュです。
加藤君より、先端の粒が少し白いほうが良い(未成熟)。先端までしっかり粒が充実すると今度は味が落ちてくるとのこと。
収穫するにはちょうど良い頃合でしょうか。
加藤君の好みは、ランチャーでした。(粒が大きいから)
岩倉種苗の米倉さんに試食してもらったら、ゴールドラッシュは本来の味が出ていないけど、ランチャーの味がかなり濃厚であるとのこと。
まあ、いろいろな方に試食してもらい意見を伺ったところ”甘くて美味しい”という意見がほぼ100%となったので出荷することにしました。
その前に、カラスの脅しをしなくてはいけない。
見難いですが銀色と黒の細い紐が何本も張られています。一応鳥が嫌うらしい。気休めかもしれないがないよりはましと張ってみました。
2009年07月05日
トウモロコシ試作 春 収穫真近
定植から約2ヶ月経過しました。(播種からは3ヶ月くらい)
もうじき収穫です。
このような状態になりました。かなり大きいです。
まだカラスに脅しはしていません。(トマトに忙しくて暇がないだけですが)
被害がないように祈りながら毎日前を通っています。
草が伸びているので鎌を持って草刈をしました。
第一果、二果とついています。昔トウモロコシの栽培を習ったときは、1つの株から1本のトウモロコシを収穫する。と教わりましたが、ここは好奇心、試験してみます。
株の元からあがってきたわき芽(?)をイネ科では分げつと呼びます。除げつ栽培(分げつを除去する栽培法)を教わってきた私は初めてこのようなものを目にしました。
株についている第一果よりも早く雌穂が枯れ、実が成熟してきました。ちょっとかじってみると甘い。(もちろん甘くないものもあります)
雌穂が枯れ始めてきましたもうじき食べごろです。カラスが目をつける前に脅しよう。
草を刈っていたら誤って1本切り倒してしまいました。実がどのようになっているか早速ばらしてみます。
雌穂がきれいに実をくるんでいます。雌穂はつやがあり絹のようです。
わかりにくいかもしれませんが雌穂の1本1本は、実1粒1粒とつながっています。
花粉がこの雌穂すべてに付かなくては、実がつかない部分が出来てしまいます。
実はまだ熟していません。果色は白です。家で食べてみましたがあまり美味しくない。
もう少し置いてみるか。
トウモロコシ試作 春 追肥
トウモロコシを植えた畑は昨年生食用タマネギ(ホワイトオニオン、愛知早生)の栽培試験をしようと用意して出来なかった畑です。
そのときに(といっても去年)自家製ぼかし肥料5俵投入しているので元肥はあえて入れません。
追肥を早めに行おうと考え本日行いました。(4月23日)
穴肥えは表面に散布する通常のやり方に比べて施肥効率が非常に高いです。
理由は、
土の中に施用するため乾燥しにくい(養分は水と共に植物に運ばれる)
表層に比べ窒素が気散しにくい。(土に吸着され易い)
流亡しにくい。(雨に直接あたらないため)
特に、分解に水を必要とする微生物が必要な有機質肥料の追肥には最適の施肥法です。
古川さんが使っている棒は昔、祖父がみかんの夏肥に熔成燐肥を施肥するときに使用したものです。
40年以上前のものです。
施肥効率の悪い燐酸を少しでもよく効かせようと行ったようです。
変な赤丸でくくってある部分に穴があります。ここに配合した肥料を100gいれてふさぎます。
今回は、配合に化成肥料が多いので穴は小さくても結構入ります。
肥料の配合です。事前に化成肥料単肥、硫安、燐安、硫化を配合しておき現地で、骨燐灰を重量で同量配合します。
コンクリートを練る舟が重宝します。上に乗っている白い粒が骨燐灰です。結構粒が大きいものです。
これを施用します。大体一握り100gくらいです。秤を持っていき目安をつけてから施肥します。
ここで化成肥料を使う理由を書いておきます。
1、燐酸の利用効率を高めるため。
配合の中で燐酸を多く含むものが骨燐灰です。(P2O5 44%)これは骨に熱を加えて燐酸を可溶化したもので、水に溶けにくい燐酸がほとんどです。(酸で可溶化したものが過燐酸石灰です)そのため、随伴イオンに硫酸を含むものを入れました。硫安、硫加がそれです。酸の力で燐酸の可溶化を狙ったやり方です。
2、成分量をふやす。
トウモロコシは吸肥力が強く、肥料成分をたくさん必要とする作物です。散布の手間(この場合穴掘り)を省くため、間隔を空けて成分の高い肥料を投入することにしました。
トウモロコシ試作 春 植付け
何年かぶりにトウモロコシを栽培してみました。
この地区では、人間の数より獣の数が多いので、鳥獣害は病虫害より多いのではないでしょうか。
特に、トウモロコシ、サツマイモなどはよく被害に遭う作目です。
そのことも考慮に入れ増加試作程度の栽培本数にしました。(800本程度)
もちろん”朝取りトウモロコシ”にて出荷します。
品種は、ゴールドラッシュ(サカタ)、ランチャー(タキイ)の2種類です。
トウモロコシの植付けです。奥に見えるのが仕事を手伝ってくれている古川さんです。
右に見える葉はニンニクの葉っぱです。
間隔はこのくらいですか。条間50cm、株間25cmです。
播種が右側の株が3月6日、16日、18日、23日と仕事の都合でずらして播きました。早いものは老朽化苗になりかかっていました。
結果ですけど収穫は1週間で終了しました(播種間隔は最大17日)。収穫時期をずらすには播種だけでなく定植時期もそれなりにずらさなくてはいけないと実感しました。
定植作業を行った日は、4月13日、16日、17日の3日間です。