トマト アーカイブ

トマトとミミズ2

 8月から実験を行った、ミミズの生存実験の結果が一応出ました。

前回の実験
トマトとミミズ


 今回は直径15cmのポットで行いました。トマトを処分して鉢を逆さにしたときの写真です。


みみず


 しっかりと通り道も出来ています。この大きなポットに変えてから4ヶ月くらい経っています。トマトの水管理でも十分ミミズは成育するのでしょう。

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お嬢様?

 夏場、苦労しましたトマトの苗を定植します。

 今から苗を植えるということは・・・ハウスを加温するということです。

 この燃料の高いとき、二酸化炭素排出規制が叫ばれているときにハウスを暖房するとは・・・肩身が狭い思いがします。

 まあ、それはそれとしてトマトの苗に簡単な実験をしてみました。

トマト苗


 トマト苗の周りが小汚くなっていますが前植わっていたトマトを片付けたばかりなので・・・。
 どうです、違いがわかりますか?

 左の苗は短く、右の苗は長いです。もちろん実験ですから播種の鉢上げも培土も同じ時期、同じ物を使用しています。


葉っぱ


 葉を写してみました。上の写真と同じように右左と分けてあります。
左側はしまって硬そうな葉です。右側はおおきくやわらかそうな葉です。

先端


 先端を見てみますと、葉と同じように大小分かれます。


 さて、どのような実験をしたかといいますと・・・・

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トマトの発芽 (2日目)

 9月1日(2日前)に、写真を撮りましたトマトの芽がこうなりました。


トマトの芽


 葉の色も濃く勢いがついてきた感じがします。

 あの、カリメロはどうなったのでしょう。


カリメロ


 まだ、殻は取れていません・・・。それ以外は、他のトマトと変わりません。良い生育です。


アップ


 もう殻もとれそうです。


アップ2
  

 こちらも勢いを感じます。
 トマトの細い茎に小さな毛が生えているのが見えます。トマトは不足する水分(野生では)をこの毛を使って空気中の湿気から水を集めます。
 この小さな毛は、トマトの成長と共に長く、硬くなってトマトが枯れるまで生えています。(減りますが)
 ではありませんが、トマトにとって長い友になります。


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トマト発芽

 トマトの種子が発芽をし始めました。

 播種日は、8月27日です。昨日より発芽を始め、本日そろってきました。

発芽


 すべての種が同じように発芽するわけではありません。
 少し遅れて芽が出てくる種もあります。


種皮をかぶった芽


 種皮をつけたまま芽があがってきました。なにか、昔あった漫画の”カリメロ”みたいです。
芽が出始めた頃良くあります。だいたい1日くらいで最初の葉(双葉)が開き始めると(展葉すると)、自然に取れます。

 出始めの芽は大変小さくかわいいものです。


発芽始め

 
 128穴のトレーを使って播種しました。
トマトの芽は、最初はこんな大きさです。アップします。(ちょっとボケています)


アップ


 この種子は、土の中から頭を引っこ抜こうとしているようです。
 発芽一つ取ってみてもいろいろな姿があります。見ていて楽しいものです。


 ちなみに、品種はタキイ種苗の”桃太郎 ゴールド”です。


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トマトとミミズ

 先日、培土に混じって鉢の中に入ったミミズを調べてみました。

 普段はミミズの糞しか見たことがなく、土の中でどのように活動しているかは本で知るのみです。(詳しく書いてあるミミズの本は、チャールズ・ダーウィン著 『ミミズと土』 平凡社ライブラリーより)


 ミミズ


 3週間経ちますが生きていました。血色もよくピンピンしていました。触ると穴の中にもぐりこみます。


ミミズの通り道


 根鉢に小さな穴や溝が出来ています。ミミズがここを通っていたのでしょう。よく、土の上に置いた板の下にミミズを見つけるとこのようになっています。
 潅水しているので、湿り気がありミミズも死ななかったのでしょう。

 鉢物の観葉植物や花木にも使えそうなアイディアです。
長期間土を取り替えない鉢物の植物は根傷みで大体だめになります。(潅水の上手下手はもちろん)そこで少しでも根が育ちやすい土壌環境を維持するためにミミズに働いてもらったらどうでしょうか。

 鉢は大きめのほうがミミズのために良いでしょう。(温度変化が少ない)ミミズの餌は、時々表面に腐葉土や落ち葉、野菜の切れ端を置いてあげればどうでしょうか。潅水は植物に必要なだけあげれば十分です。

 現在、直径8cmのポリポットで3週間生存しました。今後直径15cmのポットで実験してみます。
結果は追って紹介します。


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高温障害

 とても暑い日が続きます。人間も生きているのがやっと、というところでしょう。

 私のトマトもまた、この暑さに参り始めました。


 花落ち


 このトマトは、昨年栽培したアイコのこぼれダネからでてきたものです。移植をしていないので、直根がしっかり張っています。樹勢は強く、身の成りは少々少なかったです。

 実験として栽培していましたがこれが一番高温障害を出し始めたので除去することにしました。

 上の写真の”花落ち”は高温障害の初期に起きる現象です。これは、昼間の温度が高いだけでなく、夜温が高い日が続くと起きます。(どちらかというと高夜温が問題、ここのところ25℃くらいでした)
 温度だけでなく、根がいたんだとき、着果負担、5℃以下の低温にあったときも同じ現象が起こります。花落ちがあったあと、まだ樹の威勢が回復しないと今度は出来たばかりの小さい実を落とします。成熟してきた大きな実や着色を始めた実は最後まで落としません。(樹が枯れても落ちにくい)


 F2アイコ(アイコから出来た種から出来たアイコの事)は、アイコ特有の障害を見せました。

着色不良


 ヘタのところが青いまま残ります。昨年もこの時期になるとでました。出荷は出来ません。

 もっとひどいものがありました。これははじめて見ます。


変形・着色ムラ


 隣(50cm)に植わっているシシリアンルージュはこのような感じです。


シシリアンルージュ


 綺麗なものです。結構花落ちして実の数こそ少なくなりましたが、変形果や着色ムラはありませんでした。品種の差には興味深いものがあります。


 最後に、F2アイコの根を紹介します。
 初めて実験する直播(自然に生えてきたものですが)栽培のトマトがどのようになるか、非常に関心がありました。
トマトの味はアイコと同じではありませんから(あまり美味しくない)端から出荷は出来ませんが生育がどうか、収量はどうか等見るところはあります。


根


 根は立派なものです。直根がよく出ています。結構深いところまで細い根が行っていると考えられます。(このトマトは無肥料です。あえて堆肥もこのトマトの周りには散布しませんでした。)

 地下部が良くても地上部は被害が出る(品種の差はありますが)高温障害の特性が一部理解できました。


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トスカーナ・バイオレット

 こちらの品種も、シシリア島のマロウさんの作品です。
 
 トスカーナ・バイオレット


 黒に近い紫色をしたトマトです。ブラックトマトと呼んでも良い果色です。皮はやわらかく、皮も口に残りません。

 気になるお味は、裂果させるまでできる限りおきましたが余り味が乗ってきません。その辺研究課題ではありますが、外見は、ヘタの形から果形まで申し分なく見方によっては葡萄を思わせるようなトマトです。
 
 ブラックトマトは栄養価が高いといわれておりますが、このトマトは・・・・どうでしょうか?

アップ


 何れにしても今後の研究次第でしょう。現在は試作のみ少数栽培しております。


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シシリアンルージュ

 イタリアのシシリア島に住むマロウさんが育種した品種です。

 シシリアンルージュ


 加工用トマトの血を引き、生食にも加工にも向く品種です。栄養価も通常のトマトより高いそうです。(その辺の細かい紹介は、検索”マロウの地中海トマト”を参照にしてください。)

 私の感想はといいますと、味はコクがありますが、皮が硬く身も硬い。少々皮の硬いpure orangeより食べづらいところも有ります。主に用途は加工用ですか。

 お客様の反応は、生食される方がほとんどです。味のほうは美味しいとのこと。味が濃くて美味しいという方も。


 アップ


 栽培してみた感想ですが、同じ加工用品種の血が入っているアイコより収量が少ない・・・・。作り方もあるのでしょうが水を切るとてき面です。同じように作っているオランダ産品種のほうがよく取れます。(よく働いてくれます)。

 
 今後は、もう少し収量をあげられるような作り方を研究します。理由は、加工に使いやすいような金額にしないと・・・。


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トマト育苗準備

 次作のためトマト苗の育苗準備に入りました。

 培土はもちろん自作の培土を使用しています。内容は、猪が掘った山土に堆肥を混ぜてねかせておいたものです。


培土


培土 アップ


 土に有機物を入れて(好適水分の状態で)おくとこのような状態になります。(畑の土も)土の小さな塊が出来ます。
 きらきら見える破片はバーミキュライトです。今回は入れた意味はなく、余ったので使用しました。

 バーミキュライトは、通気性、透水性、保水性を良くするため土壌改良剤に指定されています。よく鉢物に使用されるのはこれらの効果よりも、土より軽いからです。


みみず


 掘っていくとミミズが出てきます。殺菌していない山土と堆肥を使用しているので大量にいます。ポットに土と一緒に入れていますが、ミミズの今後が気になります・・・・・。


ミミズのウンコ


 ミミズのウンコです・・・。馬のウンコを触ったり、牛のウンコを触ったり、今度はミミズのウンコを触るとは、農家も因果な商売です。
 このミミズのウンコには、カルシウムが多く含まれています。(ミミズには骨がないのでカルシウムは不要)。この粒粒はミミズの粘液で固められており土壌団粒化に効果があります。


ムカデの子供


 白いすばしっこいものがちょろちょろするのでよく見るとムカデでした。あちこちに結構います。ムカデは肉食の虫なのでここには結構微細の虫、菌があるとわかります。しかし、あまり気分の良いものではありません。

 作業も進み土もだいぶ減ってきました。土の中に残っていた未分解のものがいくつか出てきました。

猪の毛


骨


 一度に、完全に分解するには無理があるものは再度堆肥に入れて発酵させます。特に、骨、皮、蹄の類は分解しにくいので、その他の資材より時間がかかります。


完成

 完成です。


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PURE FLAME

 オランダ産ミニトマトです。
 ミニサンマルツァーノタイプのミニトマトで、糖度は若干低いですが甘酸っぱくコクが有り、良い食味をもっています。皮がやわらかく口に残りません。

 果実の表面についている白い粉はボルドー液(硫黄、石灰、銅の混合物)です。

房


果実


 房取りには向かない品種です。

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PURE ORANGE

 オランダ産ミニトマトです。
熟した柿のような鮮やかなオレンジ色と甘い食味が特徴です。

房


房2


収穫

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PURE ANGEL

 オランダ産ミニトマトです。
 ヨーロッパではヘタを取って“ヘルシースナック”として売られています。
小さくてかわいいプラム型の果実と甘味とさわやかな酸味が人気です。


房


 アップ。
果実


 房取りには向かない品種です。


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PURE SWEET

 今作唯一の国産品種です。・・・別に舶来好みではありませんが、試作した結果と種苗会社に見学に行って調査した結果です。


 房


 トマトは、このような感じで房についています。房の元(茎に近いほう)から花が咲いていきますので、実が赤らむ順番も同じです。これは、どのトマトも同じです。


アップ


 木に生らせた状態でこの赤さです。当農園ではこの色合いで収穫します。(完熟栽培です)

 味がのりにくいこの時期のトマトですが、この完熟まで持っていくと甘味と酸味が濃い、こくのあるトマトが出来ます。(天候による味の変動はありますが・・・)


収穫直後


 この、PURE SWEETは、食感が非常に良い品種です(私の知っている限り)。やわらかく口の中で皮が残りません。味のほうも、甘味と酸味のバランスがよく、夏場のトマトに求められるさわやかな味を持っています。
 特に食味にうるさい日本人向けのトマトだと思っています。


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トマト栽培品種

 毎年、新品種が出てくるトマトですがすべてを作るのは非常に難しいものです。昨年は、アイコを主力に丸型品種3種類を栽培しました。

 今年は、昨年の結果より丸型品種を1種類とオランダ産3種類、イタリア産3種類計7種類のミニトマトと、知人に頼んでオランダから購入してきてもらった大玉トマト4種類を栽培してみました。
(このうちイタリア産ミニトマト2種類は試作程度、大玉トマトも試作のみ)

 順次公開していきます。完熟栽培をしておりますので、収量は通常の栽培に比べて少なくなります。
 


PURE SWEET


 収穫した直後です。

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平成21年度 ハウス ミニトマト栽培履歴

 随時、更新していきます。   最終更新日  7月25日
 現在、農薬散布回数 4回

     

時期

作業

内容

 

 

前作終了

平成21年3月18~22日

土作り

堆肥 5,000kg
       耕運、整地

3月23~24日

定植

PURE ANGEL
            FLAME
            ORANGE
            SWEET
       シシリアンルージュ

3月25日

葉面散布;

糖分解液  500倍
       計30L散布

4月28日

葉面散布

燐安     1000倍
糖分解液   300倍
計60L散布

4月30日

1回目 追肥

自家配合(化成)
一株当り 50g

5月06日

葉面散布

燐安     1000倍
糖分解液   300倍
計60L散布

5月08日

葉面散布

尿素      500倍
糖分解液   300倍
計60L散布

5月13日

2回目 追肥

自家配合(化成)
一株当り 50g

5月16日

葉面散布

燐安     1000倍
糖分解液   300倍
計60L散布

5月24日

葉面散布

塩化カリ      500倍
尿素       1200倍
ホウ酸      2000倍
計90L散布

5月26日

3回目 追肥

自家配合(化成)
一株当り 50g

5月30~31日

薬剤散布 1回目

トウゲン        500倍
硫化マグネシウム  500倍
アルバリン水和剤 2000倍
計240L散布

6月03日

葉面散布

燐安        1000倍
トウゲン       500倍
計120L散布

6月13日~

収穫始め

 

6月23~24日

薬剤散布 2回目

分解糖液       300倍
尿素         1000倍
ハチハチ乳剤    2000倍
計240L散布

6月26、28日

葉面散布

尿素         300倍
トウゲン       500倍
計240L散布

7月10,11日

薬剤散布 3回目

カンタスドライフロアブル         1000倍
計140L散布

7月13,14日

葉面散布

酢酸カルシウム   500倍
糖分解液      500倍
計240L散布

7月17,18日

薬剤散布 4回目

ドイツボルドー         500倍
計240L散布



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