自家採種。
自分の園地で種をとり、その種で野菜を作り、又種を取って・・・・。と毎年行います。
昔は、種は主に自分の家で採種して使いまわしをしていました。高度成長期よりF1種子(雑種第一代)が主流になり、現在はほとんどの野菜種子はF1種子となりました。
私が葉菜類で使用している種子は主に固定種(自家採種用)を使用しております。簡単にいえば、昔から栽培されている伝統野菜や在来野菜はほとんど(すべて)固定種です。
そこで、ここ数年、私が栽培している葉菜類は、モチ菜(愛知の伝統野菜)、日本ほうれん草(在来ほうれん草)、ミヤマコカブ(埼玉の在来品種)、ルッコラ(ほとんどは固定種)などです。
ちなみに、有機農産物 JAS規格では
有機栽培由来の物を原則とする。ただし、購入、譲渡、交換及び価格が著しく高いなどで入手が困難で自家採取もできない場合は、慣行栽培由来のものでも認められる。購入した種に農薬で種子消毒したりすることは認められない。育苗の時に化学肥料を使ったり、床土を農薬で消毒するこ
とも認められない。
(2002年度版 有機農産物生産行程管理者必読解説 より)
となっております。現実的には有機栽培を行っている農家で自家採種を行っている方はほとんどいないでしょう。(少なくとも静岡では聞いたことがありません・・穀物は除く・・)
私はJASをとってはいませんが、採種用の野菜に農薬は散布しておりません(ほとんど必要ないのでは) 手間と畑さえあれば誰でも出来そうです。
ルッコラで説明します。
花を咲かせてさやが黄色くなるまでおきます。結構時間がかかります。


ここまでするのに約2ヶ月かかっています。もう少し早くできそうですが種子の充実、乾燥を考えると結構時間がかかります。
莢を取ってみます。

中を見てみます。しっかり乾燥しているので簡単に割れます。

莢の中には15粒位種子が入っています。かなり細かい種子です。(直径1mm位か)
莢を割るのに一苦労。その後にごみを取り除いて種子だけにします。
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