申(猿)年の梅

 申年に収穫され漬け込まれた梅干は、昔から無病息災、難を猿との言い伝えで貴重な梅干として、12年に一度の申年にはこぞって梅干を漬けたものです。

 この風習はとても古く、平安時代、村上天皇(在位951~971)が当時流行った疫病を逃れる為に、広く人々に奨励したとのお話があります。

 因みにこの頃、後の能の元の一つとなる猿楽が発達し始め、村上天皇の猿楽天覧の記録があります。申年の梅の由来とは関係無いかもしれませんが、何か村上天皇と申はご縁があるようです。

 また、村上天皇の御代には後選和歌集が編纂され、あの清少納言の父、清原元輔も選者の一人になっております。

 この後選和歌集には、紀貫之や伊勢の歌が多く登場しています。
 同じ頃、他に、大和物語、平中物語、多武峯少将物語なども著されております。


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