2009年06月 アーカイブ

ニンニク収穫

アグロカネショウの担当の方、公開が遅くなりまして誠に申し訳ございません。
一応の結果が出ましたので公開します。
 
 5月22日、ニンニク(ホワイト6片)の収穫を行いました。

 こちらは実験区。
収穫前


 反対側からも、こちらは対照区。
 収穫前2


 昨年(植付けは一昨年)は、元肥に自作のぼかし肥料を与え、後は葉面散布(2回)だけという施肥管理の実験を行いました。 
 結果は上々。地力さえあれば(施肥量が少なくても)、あと潅水さえ行うことができれば(乾燥する畑は)十分な収穫がえられると実感しました。

 今年(植付けは昨年)は、より高品質にめさすために、2つ実験しました。
1つ目は、”適地”。 私の住む地域でどこが適地に近いか(あまり手をかけずに品質の良いものが取れるか)。 3箇所の離れた畑にニンニクを植えてみました。

2つ目は、葉面散布剤の研究。今回は、アグロカネショウ販売の”サンキャッチ液剤”を使用してみました。
 サンキャッチ液剤は、成分に塩化コリンを30%含んでいます。この塩化コリンが、植物の光合成を活発にする(可能性のある)物質です。詳しくは別の項目で。

 これを、ニンニクの球肥大初期に散布します。倍率は200倍~300倍です。私は200倍で使用しました。これを反歩当り300Lくらいになるように散布します。

 散布した日は4月20日です。
 いまあげている写真はこのサンキャッチ液剤の実験区です。

収穫直後

 天気が悪いので露地で半日乾燥させることが出来ないので、早めにハウスに運びます。

実験区

透明マルチ区


黒マルチ区
 
アップにしてみます。比較にタバコの箱を置いています。
 
透明マルチ区


黒マルチ区


 対照区

透明マルチ区


黒マルチ区


 収穫されたニンニクの大きさの違いがよくわかります。玉の大きさがニンニクの品質の第一要因ですからこれだけでもかなりの差だといえます。

 さて、収穫前のニンニクを観察していて気が付いたことがあります。
最初に上げた二枚の写真。実験区側と対照区側から撮ったものですが、葉の色が違いませんか。
アップにしてみます。

対照区

実験区


 実験区側では遅くまで葉色が残っています。これは対照区より長く葉が活発に活動していたことを表しています。結果として光合成産物がニンニク球に対照区より多く転流されたと考えられます。

 一般に環境を調節した実験で得られたデータは、実際の圃場ではあまり役に立ちません。
理由は簡単で生育に影響する要因が多すぎるためです。(温度、土壌水分、湿度、風、日照etc)

 それでもまあ一応今回は、サンキャッチ液剤を使用した結論が出たと考えています。


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ルッコラ採種 2

 経験のないことは先達に聞くのが上策と、某種苗会社に勤める同級生においで願いました。

 
風選?

 早速手馴れた動作で作業を開始してくれました。風がない日だったのでやりづらかったでしょうがこれである程度ごみが除かれました。


軽いごみ

 見難いですがごみが飛んでいるのがわかるでしょうか。

 このあとふるいをかけて終了です。私が用意したふるいは目が細かすぎて役に立たず(ごみがつかえてしまう)後日改めて行うことにしました。ハウスの中で乾燥させて置きます。


 さて、後日談ですが、風選を行った場所からいろいろ生えてきました。

こぼれダネ


 アップにします。

ルッコラ


 ルッコラです。風選した次の日が雨でした。これを確認したのがその2日後・・・!
温度と水があれば発芽が早いものです。かなり広範囲に発芽していたので、ラウンドアップで枯らしておきました。(ちょっともったいない)

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ルッコラ採種 1

 自家採種。
 自分の園地で種をとり、その種で野菜を作り、又種を取って・・・・。と毎年行います。

 昔は、種は主に自分の家で採種して使いまわしをしていました。高度成長期よりF1種子(雑種第一代)が主流になり、現在はほとんどの野菜種子はF1種子となりました。

 私が葉菜類で使用している種子は主に固定種(自家採種用)を使用しております。簡単にいえば、昔から栽培されている伝統野菜や在来野菜はほとんど(すべて)固定種です。

 そこで、ここ数年、私が栽培している葉菜類は、モチ菜(愛知の伝統野菜)、日本ほうれん草(在来ほうれん草)、ミヤマコカブ(埼玉の在来品種)、ルッコラ(ほとんどは固定種)などです。

 ちなみに、有機農産物 JAS規格では
 
 有機栽培由来の物を原則とする。ただし、購入、譲渡、交換及び価格が著しく高いなどで入手が困難で自家採取もできない場合は、慣行栽培由来のものでも認められる。購入した種に農薬で種子消毒したりすることは認められない。育苗の時に化学肥料を使ったり、床土を農薬で消毒するこ
とも認められない。

 (2002年度版 有機農産物生産行程管理者必読解説 より)

 となっております。現実的には有機栽培を行っている農家で自家採種を行っている方はほとんどいないでしょう。(少なくとも静岡では聞いたことがありません・・穀物は除く・・)


 私はJASをとってはいませんが、採種用の野菜に農薬は散布しておりません(ほとんど必要ないのでは) 手間と畑さえあれば誰でも出来そうです。

 
 ルッコラで説明します。

 花を咲かせてさやが黄色くなるまでおきます。結構時間がかかります。

ルッコラ


乾燥したルッコラ

 ここまでするのに約2ヶ月かかっています。もう少し早くできそうですが種子の充実、乾燥を考えると結構時間がかかります。

 莢を取ってみます。
 
莢

 中を見てみます。しっかり乾燥しているので簡単に割れます。

中身


 莢の中には15粒位種子が入っています。かなり細かい種子です。(直径1mm位か)

 莢を割るのに一苦労。その後にごみを取り除いて種子だけにします。


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平成21年度 ハウス ミニトマト栽培履歴

 随時、更新していきます。   最終更新日  7月25日
 現在、農薬散布回数 4回

     

時期

作業

内容

 

 

前作終了

平成21年3月18~22日

土作り

堆肥 5,000kg
       耕運、整地

3月23~24日

定植

PURE ANGEL
            FLAME
            ORANGE
            SWEET
       シシリアンルージュ

3月25日

葉面散布;

糖分解液  500倍
       計30L散布

4月28日

葉面散布

燐安     1000倍
糖分解液   300倍
計60L散布

4月30日

1回目 追肥

自家配合(化成)
一株当り 50g

5月06日

葉面散布

燐安     1000倍
糖分解液   300倍
計60L散布

5月08日

葉面散布

尿素      500倍
糖分解液   300倍
計60L散布

5月13日

2回目 追肥

自家配合(化成)
一株当り 50g

5月16日

葉面散布

燐安     1000倍
糖分解液   300倍
計60L散布

5月24日

葉面散布

塩化カリ      500倍
尿素       1200倍
ホウ酸      2000倍
計90L散布

5月26日

3回目 追肥

自家配合(化成)
一株当り 50g

5月30~31日

薬剤散布 1回目

トウゲン        500倍
硫化マグネシウム  500倍
アルバリン水和剤 2000倍
計240L散布

6月03日

葉面散布

燐安        1000倍
トウゲン       500倍
計120L散布

6月13日~

収穫始め

 

6月23~24日

薬剤散布 2回目

分解糖液       300倍
尿素         1000倍
ハチハチ乳剤    2000倍
計240L散布

6月26、28日

葉面散布

尿素         300倍
トウゲン       500倍
計240L散布

7月10,11日

薬剤散布 3回目

カンタスドライフロアブル         1000倍
計140L散布

7月13,14日

葉面散布

酢酸カルシウム   500倍
糖分解液      500倍
計240L散布

7月17,18日

薬剤散布 4回目

ドイツボルドー         500倍
計240L散布



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