2009年03月25日
堆肥と厩肥(きゅう肥) 壱
堆肥と厩肥(家畜の糞)は違います。
意外なことかもしれませんがほとんどの人が混同しています。
農学校では、藁や落ち葉を堆積して発酵させれば堆肥。動物の糞を発酵させれば厩肥。両方混ぜれば堆厩肥と教わります。(現在は不明)
これも間違っています。
では正解は・・・
原料を発酵させたのが堆肥で、発酵させないで生のまま使用するのが厩肥です。藁や落ち葉はどういうかといえば、そのまま敷き藁、落ち葉といいます。
わかりやすいでしょう。 発酵させるかさせないかで分けるのです。
昔の(教育のある)農家はこのように考えていました。
牛糞を例に出しますと、厩舎に積んであるのは純粋なウンコでは有りません。(表現が・・・・)
敷き藁やオシッコ(ところによっては分別している)、敷き藁代わりに使用した籾殻、オガクズが沢山混じっています。
私がいただいてきている馬糞も馬糞よりも、オシッコ交じりの細かいオガクズがほとんどです。
ご覧下さい。できたてです。
食べ残しの藁まで入っています。なんか茶殻みたいです。
純粋なウンコのアップを見てみます。
ほうじ茶みたいな色合いです。できたてですと緑色で緑茶の茶殻を思わせます。表面の茶色は水分のしみ込んだオガクズです。
ウンコの説明が長くなりましたが、厩舎の段階でいろいろな有機物が混ざった状態にあるということです。
これがわかっていなかったからもっともらしい言葉の誤用をおこなっているのでしょう。
昔の農家はあえて厩肥と呼ばず生の堆肥と呼んでいたものです。(私も)
さて、まだ説明は続きますが長くなりますのでここできります。次は、成分、使用法から説明します。