2008年09月 アーカイブ

'08.09.25 堆肥切返し

 9月20日に運び込んだ堆肥に1回目の切返しを行いました。一週間くらい置くつもりでしたが、天候と機械の都合で5日目の今日となりました。

堆肥 切り返し前


 体のことを考えてできる限り機械を使う努力をしました。
 この堆肥の前に、前々回もらってきた堆肥の2回目の切返しをしました。機械が下手で、ほとんど手作業でした。腰に悪い。

 腐り始めたトマトの枝


 堆肥に埋めて5日ですが、トマトの枝も腐り始めてきました。温度も高く、湯気が上がってきます。臭いもきつくアンモニア臭。


馬のウンコ

 シャベルにのったものが馬糞です。原料のほとんどは馬の敷き草代わりに使われている、細かいオガクズです。馬糞は少量。まだ形が残っています。割ってみると中は、緑色からほうじ茶(の茶葉)みたいな色に変化しています。


馬糞アップ


切返し


 新しいトマトの腋芽を堆肥の中に入れるようにします。

完成


 出来上がりました。努力はしましたが機械が深くまで入ってしまったので、最後のほうには土が混じり重い堆肥になってしまいました。(人力にて運ぶ)


堆肥いろいろ


 一番奥が3回切返しを行ったもの。コンパネ(ベニア板)がかかっているのは2回目。手前が1回目、今回切返したものです。色の違いが(多少)わかると思います。

 

’08.09.23 培土作り

 野菜を作るようになって実感したのが、培土の必要性です。最初は購入した培土にいろいろ混ぜて使用していましたが、量が増えるにしたがって・・・金額も張るようになり、どうにかなれないものかと考えました。
 
 土は、山にたくさんあるからこれを利用しないてはない、と思いつきました。そこで、堆肥も作ったから島本式に(島本微生物農法)作ってみようかと実験してみました。

山土


 農道掃除のときについでに拾って来ました。ここの山は、岩が風化していてもろいので、土の中に岩がかなり混じっています。岩自体は非常にやわらかいです。前処理として平らにならしながら岩を除去します。


自家製ぼかし肥料

 
 昨年作りおきした自家製のぼかし肥料(発酵肥料)です。養分補給と発酵促進のためです。


灰肥散布後
 

 微量要素の補給に、念には念と自家製灰肥を散布します。普通山土は(特に風化した岩が多い場合)微量要素の不足はありません。過剰にはならないように投入しました。


堆肥積み込み


 堆肥を容積で同量くらい積み込みます。


撹拌


 よく混ぜます。岩をさらに出します。


終了


 これでコモをかけてしばらく寝かします。水分含量は60%くらいです。

 以前より培土を生産してみたいと思っていたので、一応ここまでの段取りは考えていました。仕事の合間に行う作業なのでマニュアル通りとはいきませんが、まぁ基本ははずしていないだろうと考えています。完成が楽しみです。


土壌改良

 難易度  
 土壌改良は、地力の維持、増進するために行われます。大規模に行われる場合(土地改良ともいう)と、作付け前に行われることがあります(あまり意識していませんが)。


地力とは何でしょうか。いろいろな解釈のされ方がありますが、次の3つに分けて考えられています。

物理性 生物性 化学性 ・・・・これらを総合したものが地力です。


①物理性
 土壌の透水性(水の動きの難易)、保水性、易耕性(土のやわらかさ)、作土層の厚さ

②生物性
 微生物の多様性、微生物活性(有機物分解、窒素固定)

③化学性
 養分供給力(土から植物へ)、養分保持力(CEC)、土壌酸度(PH)、塩基バランス(カルシウム、マグネシウム、加里のバランス 4:2:1が理想)


改良の方法
①物理性
 透水性・・・客土(砂)、堆肥、きゅう肥、暗渠
 保水性・・・客土(山土、粘土)、堆肥、きゅう肥
 易耕性・・・客土(砂)、堆肥、きゅう肥
 作土層の厚さ・・・深耕、堆肥、きゅう肥、緑肥(多年生の牧草)

②生物性
 微生物の多様性・・・堆肥、きゅう肥、緑肥、輪作
 微生物活性・・・堆肥、きゅう肥、緑肥、輪作

③化学性
 養分供給力・・・堆肥、きゅう肥、燐酸資材、微量要素、ケイ酸資材
 養分保持力・・・客土(粘土)、堆肥、きゅう肥、緑肥
 土壌酸度・・・石灰資材、燐酸資材、堆肥、きゅう肥、(PHが高い場合は硫黄)
 塩基バランス・・・石灰、苦土、加里資材、堆肥、きゅう肥、緑肥(過剰養分の除去)、排水(大量の水で土壌を洗う)

 以上が土壌改良の見方と方法です。
 
特に堆肥ときゅう肥がよくでてきました。一つ一つの効果は少ないのですが万能的に利用できるため、昔から農家に好んで使用されてきました。
 
実際には、土質、地形、栽培作物、露地又は施設、等の違いにより改良効果をあげるため、堆肥、きゅう肥以外の方法がよく用いられます。

堆肥、きゅう肥は、長い目で見た改良効果と作物に対する生育促進効果があるため、一作ごと作付け前に使用されることがほとんどです。

土壌改良は、施肥に比べて作物に対する効果が大きいですが(施肥は養分供給能力のみ)、人手とコストがかかるため行いたくても・・・という農家が多いのが現実です。

08.09.20 堆肥積み込み

 本日は、私に援軍が。静岡大学理学部の中辻君が手伝いにきてくれました。いつも手伝っていただいています古川さんは猪狩りのためお休み。
 作業は、堆肥にする馬糞の積み込みです。

積み込み 中辻君


 場所は、足久保乗馬クラブ。堆積した馬糞を(おがくずがかなり混じっている)アンモニア臭と戦いながらトラックに積み込みます。


積み込み
 

 当然私も作業しています。とにかくアンモニアの臭いにはまいります。鼻が利くほうなのでこういうときには難儀します。


生のウンコ


 これができたてのウンコです。詳細は項を改めて紹介しますが、ウンコを見ると何を主に食べていたかよくわかります。


発酵促進剤散布


 当家の堆肥置き場に積み込みます。下に見えるつるはトマトの腋芽です。これも一緒に堆積します。
米ぬかとバイムフード(島本微生物農法)を混ぜた発酵促進剤を散布します。


積み下ろし


終了


 約4時間でこの作業を終わらせました。水分調整は、明日雨が降りそうなので雨水にて。1週間くらいでまた切返しを行います。(遅くても10日)
 
 中辻君は、よく働いてくれました。ご苦労様。

08.09.17 ニンニク畑作り

 ニンニクを植え付ける季節が来ました。
 
 昨年は、9月20日に植え付けましたが、今年は気温が高すぎるので10月上旬に植え付けるよう準備を始めました。
 
 昨年の実験は、マルチ区と露地区に分けて、根球の肥大と管理の難易を観るものでした。今回は、小坂の地形を生かした作物栽培をテーマに、山の畑(日陰山)と平地の畑(日当たり良好)で生育実験を行います。これに付け足して、開墾地において生育可能かどうか実験します。


ニンニク栽培畑


 5年前に、ここでラベンダーの栽培を試みましたが、その年の6月に集中豪雨があり、山が崩れてすべて流されてしまいました。その後は、ごらんの通りススキや笹が生い茂る荒地となりました。

草刈機と笹


 笹がなかなか生育がよいです。トマトの支柱に、ここから切って使用していました。重宝します。しかし・・・地下に這う根(地下茎)を思うと気が滅入る。

草刈直後


片付け後

 刈った草は畑の隅に重ねておきます。いつかは土に変えるでしょう・・・


苦土石灰(粉)

 苦土石灰(粉)を散布します。撒くには粒状のほうが良いのですが、今回は速く土壌と反応させたいので粉を選びました。
 目的は、PHの調整、カルシウム・マグネシウムの補給、易分解性有機物の分解促進(特にこの効果を狙っています)の3つです。

石灰散布後

 近々雨が降りそうなのでこの状態でおいておきます。一雨か二雨おいてから耕運し元肥を入れます。
曇りでしたが少々蒸し暑く難儀しました。


小坂の、ある風景

 小坂の風景を写真で紹介します。季節ごとの変化を含めて、仕事の合間にチョコチョコ写していきます。
 マナーの悪い方が農道を汚していくので場所の紹介はしません。どうしても・・・という方はメールにてお知らせください。

 この場所は景色が良いので、私が一番気に入っているところです。


市内中心部


駿河区中心部


用宗港


用宗城

 中央に木がこんもり茂っているあたりに城址があります。
 手前の斜面より150号バイパスの周辺が赤坂とよばれています。ここは、戦国時代、用宗城を守る武田方と徳川方の間で合戦が行われた場所です。
 一説には、敗れた武田方の武将が腹を切り、その血で坂が真っ赤に染まったことから赤坂と呼ばれるそうです。・・・・当然、怪談話もあります。
 草木も眠る丑三つ時、首のない武将が”ガチャ、ガチャ・・・”と鎧のこすれる音を立てながら用宗城に向かって歩いていく。
というものです。
私は見たことがありませんがただ、新幹線のトンネルを城山(用宗城のある山)に通した時、人骨、鎧、刀等出土したそうです。(昔の資料より) 当家のみかん山にも埋め立てる前に五輪の塔が多数あったそうです。
五輪の塔・・・武士階級の供養塔又はお墓(戦場又は、不慮の死を遂げた場所に作られる)

’08.09.10 露地トマト管理

 トマトの栽培で一番面倒なことは、収穫と誘引、整枝です。暑くなく(気温30℃以下)、水分が十分ある場合、腋芽の発生と主枝の伸長は活発です。いくら取っても取っても、次から次で限がありません。
 作業はこんな感じです。

腋芽除去


腋芽除去

誘引


 労力が要ります。
 写真に写っている人物は、私と手伝ってくれている古川さんです。

 面白くもない作業ですが、可憐な黄色い花が慰めてくれます。

アイコの花と幼果

アイコ花アップ

害虫

 オオタバコガ、ハスモンヨトウ

 夏は病気や害虫の発生が盛んな季節です。酷暑が続く8月は意外と発生が少ないものですが、気を抜くと一大事。8月下旬から9月上旬にかけては害虫の発生が増加してきます。(わかりやすいのは特にアオムシの類)
 みてください、こんなになります。

ハスモンヨトウ食害

ハスモンヨトウ食害


 あまり、野菜の害虫に詳しくないのでハスモンヨトウ、オオタバコガ共にアオムシとしてくくって考えています。薬剤、食害の方法がほとんど同じなためです。実用上不便はありません。

 下に彼らの写真を上げておきます。

幼虫


幼虫


 ハスモンヨトウの卵

卵


 これを見つけたら要注意です。ガが圃場内に飛び始めたらどこかにこれがあります。だいたい、葉の裏、支柱、ハウスでは梁や柱にあります。
 よく観察すると見つかります。減農薬に心がける場合、卵を見つけたら(幼虫の発生が少ない段階、または、見当たらない時)、IGR(脱皮阻害剤、商品名カスケードなど)を使用するか、BT剤(商品名デルフィンなど)を2日~3日間隔で2~3回集中して散布します。
 一度居着くとなかなか駆除が難しいものです。早めにできればガが飛来し始めたときから薬剤の散布を考えたほうが結果として減農薬になります。(バジルでの実験結果より)

農業資材(肥料)2

 肥料いろいろ 難易度

 流通している肥料にはたくさんの種類があります。手に入りやすいものを写真で紹介していきます。
 
 紹介してあるものは、私の使用しているもの又は、友人より撮影のため頂戴してきたものです。営業や中傷を目的として掲載しておりません。
 
 有機化成肥料
しき島特1号

 成分8-7-7の低濃度化成です。有機質に動物質のものがおおく使用されているらしく高価な有機化成です。
 粒状になっているのは、吸湿性を低くするため(湿気ないように)、撒き易さ(機械で散布可能)、防塵のためです。これも、撒いて水をかけると粒が崩れてすぐに解けます。
 有機配合(有機物の割合の高いもの)に比べて、植物に早く効きます。


 有機配合肥料
七福80号

 成分8-8-8。有機含有量80%以上、値段は高いが良い肥料です。有機化成と同じように有機物を原料に使用していますが、肉眼で判別できます。
 よくみてください。

アップ

 白い破片は骨粒(骨を砕いたもの)、黒い粒は皮粒(動物の皮)、黄色い粒は種粕(菜種粕)、小さな白い破片は硫酸カリ、灰色の玉粒は菌体・・・などなど、単肥を知っていれば何が配合されているか良くわかります。
 このように粒状のものを配合してある肥料は偽装をしにくいものです。撒きやすく、長く効きます。
 私が一番気に入っている肥料です。(ちょっと金額が高すぎる・・・・)


 有機粒状肥料
センダン有機粒状846

 成分8-4-6.
 有機原料を粉砕して、化成原料と配合してから圧縮造粒する。ペレットと呼ばれます。粉にならないような硬いものが好まれます。
 同じ配合(原料)の配合肥料に比べて、コストは高くなりますが利点として、
 ①撒きやすい(機械撒きができる)
 ②動物に食害されにくい。・・・農家ではないと経験しないことですが、魚粕、肉粕などはカラスや獣に食べられてしまうので、自然が多い地域ではペレットを好む傾向にあります。
 
 土に混ぜ込む元肥としてでなく、土の表面に散布する追肥に向いています。(コスト的に)

 今回は、以上三種類です。


‘08.09.08 除草

 本日は、除草を行いました。
 気温が高くて、水分があると、いよいよ雑草の生育が活発になってきます。
 当農園では、薬剤の使用回数を減らすために、ハウス内での除草剤の使用は中止しています。そのため、昔ながらの手取り除草か火炎放射器を使用しています。

火炎放射器

このような感じです。
除草

 火炎の温度は、1000~1200℃。一気に、この高温で焼き除草します。
 灯油のタイプもありますが、火炎の放射ノズルがすすでつまり易いために、私はプロパンガスのタイプを使用しています。重量は8kg、最初はなかなかの重さですが、2,3日使用すると指一本でもてるような、心もとない重さになります。


処理後

 これくらいで十分枯れます(レアですな・・・)。最初は、念には念をとよく焼きました(黒焦げまで)、ガス代がたまらないので、枯れるぎりぎりのところまで火炎を当てます。

ヨトウムシ

 草の中にいるアオムシも一緒に駆除。結構います。

ヨトウの焼死体


 アオムシはミディアムレアくらいまで焼きますと、中身が外に出てきます。これくらいで死にます。
土中にいる根切り虫(カブラヤガの幼虫)も表面にいるものは、でてきて死にます。多分表面より1~2 cm位の範囲。
 
 火炎放射器の除草は、見た目ほど効率が良いものではありません。特に、時間がかかります。ガス代も結構・・・。一番時間と金額的に良いのはやはり除草剤ですか。
 それでも、薬剤使用低減の努力はしないとなぁ。

 

意味が・・・?

 商品にはネーミングセンスが必要です。
農業の分野でも、品種名に桃太郎、ミリーナ(静岡限定)、デコポンなど、おいしそうな、又は面白そうなイメージが感じられます。肥料の名前にも、パワー1号、センダンニトロなど何か(作物に)効きそうな感じがする言葉が使われています。
 
 しかし、まったくわけのわからないものもあります。
 これわいかがでしょうか。 (会社名が入っていないのでそのまま掲載します)
 
発酵堆肥?

 少し土いじりをしている方なら、”変だ”と、思うかもしれません。
 アップにしてみます。ここです。

発酵堆肥アップ

 わかりますか?
 発酵堆肥・・・一般的に、堆肥は発酵させて作るものです。わかりやすくいいますと、有機物を(わら、落ち葉など)堆積して、微生物の働きによって発酵したものが堆肥と呼ばれます。
 島本微生物農法では、堆肥化の工程を味噌作りに例えて説明しております。私も同感です。
 決して、発酵味噌とは呼びません。もちろん発酵納豆とも呼びません。共に大豆を発酵させたものだからです。発泡酒はあっても発酵酒はありません(蛇足)。

 では、発酵肥料という言葉はどうでしょうか。
 発酵肥料はあります。
 肥料は、有機物を乾燥させたもの(有機質肥料)か、化学合成されて作られるもの(化学肥料)しかないので、肥料には、”発酵させる”意味は含んでいません。
 有機質肥料の効果を高めるために考えられ、作られたのが発酵肥料です。(ぼかし肥料とも呼ばれます)


 この堆肥の販売者は、意味の知らずにイメージで名前をつけたと考えられます。
堆肥には、完熟が当り前で、不完全な物を畑に入れたら、種は芽を出さず、苗は根腐れします。
最近、量販店で安い堆肥が出回っているため、差別化の意味で”完熟”と入れたのでしょうか。販売されている堆肥は完熟で当り前と思いたいのですが・・・
 
まあ、堆肥も食べ物も自分で作るものが一番安心できますね。

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植物栄養

肥料成分と効果 難易度

  最初に、肥料にかかれている数字について説明します。
 8-8-8  窒素8%ー燐酸8%ー加里8% という意味です。(重量当り)
10kgの肥料でしたら、袋の中に窒素800g-燐酸800g-加里800gはいっているということです。

 これら窒素、燐酸、加里は、植物に多量に必要とされているので3要素と呼ばれています。この3要素に、炭素(C)、酸素(O)、水素(H)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、硫黄(S)の6元素を加えて多量必須元素と呼ばれます。この内、炭素、酸素、水素に関しては大気と水が供給源になるので肥料として考えられてはいません。(二酸化炭素施肥については別の項で)

 肥料成分の効果について説明します。
Ⅰ 三大要素(多量必須元素)
①窒素(NH4-N、NO3-N)
 タンパク質の構成元素(植物の生長に特に必要)。
 葉緑素、酵素、ホルモン、核酸などの構成元素。
②燐酸(P2O5)
 光合成に関与する。
 ATP、ADPなどを構成しエネルギーの伝達に関与する。
 細胞分裂、開花、結実に関与する。(生殖生長)
③加里(K2O)
 炭水化物の蓄積。
 細胞液の浸透圧維持。
 酵素作用の調節。

Ⅱ 多量必須元素
④カルシウム(石灰)
 細胞膜の生成と強化。
 有機酸の中和(pHの調節)。
 (土壌酸度、物理性の改善)。
⑤マグネシウム(苦土)
 葉緑素の構成元素。
 燐酸の吸収、移行に関与。
 多くの酵素の構成元素。
⑥硫黄
 一部のアミノ酸の構成元素。(シスチン、システィン、メチオニン)
 炭水化物代謝、葉緑素形成に間接的に関与(補酵素等)
 特殊成分の構成元素。(香気の成分等)

簡単に書いていきました。あまり細かくすると、他の要素と絡んできて書くのが難しくなってきますのでまた他の項で。微量要素も日を改めて書いていきます。
 
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‘08、09、06 堆肥切返し

 トマトの誘引終了後、堆肥の切返しを行いました。
(正確に言いますと、粗大有機物の堆肥化作業でしょうか。)
堆肥

 小型のパワーショベル(ユンボ)にて切返しを行いました・・・・機械音痴のため人力が七割といったところですか。
 基本的な切返し方法は、外側のものを内側にし、内側のものを外側にします。こうして均一な物を作ります。

切返し

 切返しをしながら堆肥の水分をチェックします。(中と外側では水分含量が異なるため何箇所かチェックします。)
 温度は、内部50℃くらい。(アバウトですが手を入れて判断しました。温度計も併用していますが、結構あたります。) 
適温域です。

堆肥チェック

 水分含量は、昔から感覚で判断することになっています。
一応判断する目安があるので書いておきます。
 堆肥を握って開いた状態で二つに割れるくらいがよいとされています。
(最初に堆肥を積み込むときは、強く握って水がにじむほど。水分60~70%くらい)


にぎる

乾燥しすぎ

適湿
 ここのところ暑く、雨があまり降らない天気が続いたので、堆肥が少々乾燥気味でした。水をかけながら切返しをしていきます。

潅水

 発酵が良いと温度が60℃~70℃くらいになります。この高温で、殺菌、殺虫、雑草種子の死滅、堆肥中の有害物質の除去、等を行います。
 65℃を超えてくるとアンモニアが気散してきます。なかなかいい匂いで、一生懸命やりすぎると(切返し)、体が熱を持って夜眠れなくなります。
 熱が下がっている部分(30℃くらい)には、コガネムシの幼虫がいることがあります。これは、作物の根を食害する害虫なので見つけ次第つぶします。

コガネムシ幼虫

 切返しの効果は、堆肥内部に酸素を入れ再度活発に発酵させることと、温度の低い外側の部分を内側に入れることによって高温発酵させます。
 長ったらしい説明ですが、堆肥完成まで最低4回、切返しをします。
 期間は、木質のチップを主な原料にしているので、最低3ヶ月。できれば6ヶ月堆積したいと考えています。
 下は、堆肥の断面です。内側と外側の堆肥の色の違いがわかるでしょうか。

堆肥断面


 堆肥に蝶が群がってきました。理由は???

アゲハチョウ
 

 完成です。

切返し終了


 この堆肥は、私の祖父が行っていました島本微生物農法の方式で行いました。
 堆肥とぼかし肥の指導は、丸子紅茶の村松二六氏より受けました。(感謝)
 
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Whispers

ちょっと気取って横文字で。
耳を傾けてくれる方のみに聞こえるような、ちいさな声で話していきます。
時事ネタが中心です。(農業、自然、環境、食育・・・くらいかなぁ)

苔寺


皆様の感想を、お待ちしています。
同じような事柄を考えていく方々が、集まることを祈っています。

小坂より市内中心部

‘08、09、04 種まき

 茎ブロッコリーの”スティックセニョール”を播種しました。
tanemaki0904.jpg
burokori%20tane.jpg
上の写真で黄色く囲んだ中にあるのが種子です。
ブロッコリーだけでなく、アブラナ科(キャベツ、カブ、コマツナ等)の種子は直径1mmくらいの大きさです。色は茶褐色、慣れれば結構蒔き易い種です。
栽培品種のカテゴリーで詳細を書いておきます。
2日ほどで芽が出る予定で次の準備をしています。

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農業資材(肥料)

肥糧の種類 難易度

ホームセンターや園芸店には、たくさんの種類の肥料が並んでいます。
どれがどれだか・・・、さっぱりという方が多いはずです。
まあ、ラベルの表示や店員の勧めで肥料を購入しているのが現状ではないでしょうか?
そんな方々の判断の一助になれるよう書いていきます。

一般的に販売されている肥料を分類していきます。土壌改良剤、ぼかし肥料、微生物肥料などは、
別の項目で説明します。
記号 N・・・窒素、P・・・燐酸、K・・・加里

 単肥   
 ① 無機質肥料(化学肥料) ・・・ 肥料成分の1成分を主として含む(N、P、Kのいずれかひとつ)
 ex 硫安、尿素、燐安、過燐酸石灰、塩化カリ、硫酸カリ、苦土石灰
 
 ② 有機質肥料 ・・・ 肥料成分の1成分を主として含む
 ex 魚粕、骨紛、皮革紛、菜種粕、大豆粕、菌体 
 主に植物質のものと動物質のものがあります。動物質単肥のほうが窒素成分が高く高価です。


 化成肥料 
 ① 普通化成 (N+P+Kの合計成分量が15~29%のもの)
 
 ② 高度化成 (N+P+Kの合計成分量が30%以上のもの)                      
 ①、②共に、有機質単肥を若干混入した有機入り化成と無機質単肥のみ合わせて作った化成肥料があります。                   


 配合肥料
 ① 有機質単肥と無機質単肥を混ぜ合わせたもの。
 流通量が多く、配合肥料といわれたら大概これです。価格の違いは、有機質含有量と有機質の種類によって変わってきます。
 
 ② 有機質単肥を2種類以上混ぜ合わせたもの。
 一般的に非常に高価。価格の高い農産物に利用される。有機農産物の認可を受けている農家は有  機質単肥かこれを使用します。
 
 ③ 無機質肥料を2種類以上混ぜ合わせたもの。
 あまり出回ってはいません。


 液体肥料
 ①土壌施用液肥
 主に、無機質肥料の液体または、水溶液。微量要素を含んだものがあります。

 ②葉面散布用液肥
 有機入り液肥といわれるものは大体これ。薬害を出しにくいように成分が調整されている、高価です。

種類については以上です。
次は、成分について書いていきます。
                    

日記

本日より、記録をつけていきます。
日記といっても・・・ほとんどが作業記録のため、面白いかどうか・・・・

バジルと私

まあ、犬も歩けば棒にあたる、とか申しまして。
もろもろの事柄を記事にしていこうと思います。

無農薬栽培(実験)バジル

皆様、お付き合い願います。

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農業技術

やまひこ農園 園主 増井喜彦が農業技術について細かく書いていきます。農業に関心のある方、家庭菜園を行っていらっしゃる方、少し専門的に知りたい方はゆっくりご覧ください。

ネギ栽培風景
 

畑を前にして、何を、いつ、どのように、何を使って、と疑問がわいてきます。まずは、細かい技術は後にして農業で使用される資材について詳しく書いていきます。

ミニトマト(アイコ)


記事は、超難(S)、難()、中()、易()の四段階に分類して、符号をつけました。難しいところは飛ばして読んでください。実際に栽培をしてみて、読み返すことによって理解できるようになると思います。


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